ワイやで

文体が安定しない

TOKIOよろしく

とあるインタビュー記事が話題になってましたね。インタビュアーがかなり上からの…ね。全部読んだ上で、このインタビュアーとは友達になれないなと思いましたし、このインタビューを受けた方は心が強いなって思いました💪
で、一番衝撃だったのはやっぱりTOKIOは底辺なのかということ。タキツバに至っては一言の紹介もなし。なぜ私は底辺ばかりを好きになるのか…。底辺底辺って言ってるとファンの方に怒られるけど実際、世間の認識はこのインタビュアーとそう違わないのではないかと。好きなアーティストなんかを聞かれたとき、TOKIOやタキツバと答えるとアイドルファンでもない限り間違いなく「農家のね」「宙船とか?」「タキツバってVenusのだよね?」と言われます。ファンでもなければ彼らの認識のされ方って実際こんなもんじゃないかな。だからといって相手の好きなものを見下すような態度でインタビューに臨むのが良いとはいいませんけどね。

さて。この事実を受け入れて、私がやらなければならないと感じたことは、TOKIOの音楽活動を周知させることです。島を開拓してるだけやない、その船を漕いでるだけやない、アンビシャスってるだけやないんやということをもっと多くの人に知ってもらいたいと思うのです。なぜなら!TOKIO(笑)とか底辺とかって言われるのが!ツラい!!!せめて…せめて曲を聴いてから言ってくれ…
とは言うものの、彼らは一応アイドルとしてあの事務所からデビューしてるわけで、事務所があったからこそ23年間グループ活動を続けていられるところもあるわけで。そこにジレンマがあるんですね。たとえば楽曲をiTunesなんかで配信していなかったり、ライブのチケットの購入方法が特殊であったり、普通のバンドとは少し雰囲気が違うように思います。気軽さがないんですよね。TOKIOの楽曲に触れるのに少し労力を要するというか。もちろんテレビではパフォーマンスを見ることはできます。音楽特番とか出てくれてますし。ただここ最近だと宙船、AMBITIOUS JAPAN、LOVE YOU ONLYにプラスで新曲が一曲、みたいな構成が多いのも事実です。そりゃTOKIOの音楽開拓できねえわ!!新曲を気に入ってCDを手にしてくれる人がいればいいんでしょうけど、そんな人がどれだけいるのか…。
ここまで語っておいてなんですが、私は新規も新規、昨年の1月頃からじわじわとハマり始め、今年の4月にファンクラブに入会したド新規なので、もちろんライブに参戦したことはございません。次のライブはいつになるんだろう…最後のライブが20周年だったので、25周年で何かあるといいなあ…という、ファンクラブ会報という名の農業冊子を定期購読している状態です。わかってるんです、メンバーがみんな忙しいのは。太一くんなんかテレビで見ない日ないし。そりゃあ新曲作るのも大変だってわかってるんだけど、TOKIOがライブをやらないのはそれだけではないような気がします。
今年8月に出たニューシングルの初週売上は1万7千枚…初回と通常で一人2枚以上買ってる人もいるので…もちろん初週の数字だしアルバム派の人もいるだろうし単純計算だとしても…武道館埋まるか怪しくないかこれ?!こわい!!私が会社の人だったらこの数字でライブ開催すんのこわい!!!…まあさすがにファンクラブの会員数からいって武道館は埋まるでしょうが、TOKIOのライブチケットは一般プレイガイドでも取れるようですし、つまりそういうことなんでしょうね…。
この数字にメンバーはどう反応しているかというと、CDの売上はあまり気にしてないみたいです。もちろん売れればそれはそれで良いけれど、自分たちのやりたい音楽をやるのが一番、そんな感じがします。自分たちのやりたい音楽と言っても、アイドルとして集まったメンバーでデビューしたわけなんで、目指すものって単一じゃなくそれぞれ違うんじゃないかと。でもTOKIOである以上同じところを目指さなければならない。TOKIOという枠の中でどう自分たちのやりたい音楽を作っていくか、TOKIOというフィルターを通して何をどう表現していくか、ということなんだろうな…アイドルバンドってむつかしい…TOKIOであるからこそ今があるけどTOKIOであるがゆえに苦しむ部分もあるんだろうな…と勝手に解釈しております。

で。前述したTOKIOの音楽へのアクセスの悪さの改善は見込めないので、どうにかTOKIOの楽曲に興味を持ってもらえるような魅力をここでお伝えできればと思います。
まず、一番TOKIOの音楽に触れやすいのが音楽番組だと思います。そこで毎回と言っていいほど披露される宙船やLOVE YOU ONLYなどの曲ですが、CDに収録されているオリジナル版と聴き比べると、アレンジが加えられています。TOKIOの音楽は常に進化し続けているのです。そして何よりもボーカル。あのデカい図体から放たれるハイトーンボイス。めちゃくちゃ歌が上手いわけではないし、音程がブレることもありますが、それが口パクじゃないことの証明であり味であるというか、ね…。本人は歌は上手い下手やなく気持ちなんやと仰ってます。(そうだそうだ!) 加えてコーラスは長瀬以外のメンバーが担当していますが、さすが、安定しています。山口くんほんと上手い…。
メインボーカルは長瀬智也ですが、たまにメンバーがメインを務めることもあります。たとえば、TOKIOの最新シングルには「女の坂道」というリーダー歌唱(島茂子)の曲が収録されているのですが、ときおじさんはおふざけも全力。この曲はリーダーが若いときに作った曲だそうですが、それにアレンジを加えてMVもバッチリ製作されています。このMVの出来が最高で、画質やら画面のサイズ比やら歌詞のフォントやら…その時代が完璧に再現されているんですね、本当に一度は見てほしい…宮野真守の雅マモルとか星野源のニセ明とか、水谷千重子先生とかそういうの大好きなんでこの島茂子とザ・ソイラテズも例外なく私のドツボにはまりまして。この曲で紅白出てほしい…。
MVといえば、今はやっていませんが、松岡君がMVの監督をやっていたこともあります。1、2本じゃないんですよ、いままでに15本手がけています。さらにTOKIOはメンバー全員が作詞作曲できる能力を持っているので、もはやTOKIOに作れないものはない。

これで少しでもTOKIOの音楽を聴く人が増えたらいいな…と…思います…。最後に、これを聴いて沼に落ちろ!という曲をいくつか挙げて終わります。(個人的に好きな曲)

雨傘
みんな大好き?林檎ちゃん提供曲。長瀬智也のハイトーンボイスの聴いていて一番気持ちいいところがサビでドーン!

リリック
作詞作曲長瀬智也。自分の音域は低い方だと言いつつ作る曲はバリバリに高い。音程が安定するのも高音域なんだけどなあ。

羽田空港の奇跡
横山剣さんからの提供曲。クソおしゃれ。この歌詞は長瀬智也にしか歌えない…長瀬智也だからカッコいい。

僕の恋愛事情と台所事情
リーダー作詞作曲。ハワイで撮影されたMVがめちゃくちゃかわいいんで見てください。曲も歌詞もかわいい。

ローライダー
長瀬智也の。編曲もTOKIOTOKIOが出演する車のCMに使われてました。大人な感じでカッコいい。