ワイやで

文体が安定しない

戯言

島茂子さんのリサイタルに行ってきました。茂子さん3日間お疲れ様でした。

 

前にTOKIOの記事書いてたんですが、そのせいか426日のアクセス数すごくて。ものすごく落ち込みました。CDも売れたみたいで。喜ぶべきところなんですけど、こんな形で売れてほしいわけじゃないよね。正直メチャクチャ泣いたしいろんなこと考えました。でもその感情をここにぶちまけて、興味本位でおもしろがって覗かれるのも嫌だったし、同情されるのもめんどくさいので書かずにいました。何よりもメンバーの辛そうな顔をみるのが苦しくて、しばらくTOKIOに関するすべてをシャットアウトしていました。テレビはもちろん、曲も聴けなかった。でも一番つらいはずのメンバーが前向きに仕事してる姿を見たら、私がそれを見ないでどうする、という気持ちになって。現場もないしCDもコンスタントに出ない、ファンクラブに入っていても会報が届くくらいしかない、でも25周年にはきっと何かしらやってくれるだろうと信じて待っていたのをあっさり裏切られてしまって、TOKIOにとってファンはそんな軽い存在だったんだなって悲しくなったんですが、でもやっぱり一番ファンのことを考えてくれているのもTOKIOで。茂子さんのイベントは、ファンが救われた時間でもありました。

 

初めて見た茂子さんは茂子さんが登場して湧く会場の様子がとても嬉しかった。思っていたよりみんな元気だし、応援している人がたくさんいることが心強かったです。茂子さん何度か「僕」と言ってしまったり、ずっと笑顔でいれた楽しいイベントでした。

茂子さんがTOKIOのことを話題に出すたび、会場中のみんなが同じ悲しみの中にいるようで、どういう顔をしていいのかもわからないんだけど、茂子さんからは前向きな言葉が出てきて。こういうとき、直接本人からもらえる言葉は強いなあと思いました。どんなに自分の中で考えて無理矢理納得させたことも、信じられずにいることも、弱った気持ちも、そういう言葉は一瞬で解決してくれる。最後、リーダーとは別人のはずの茂子さんから「メンバー一同、頑張っていきますので」というような言葉が出て、また待っていてもいいんだ、と思えました。

強い日差しの中、約1時間にわたって一人ひとりに笑顔で千社札をわたす茂子さんの背中が、文字通り(おじさんのものとは思えないくらい)きれいで、カッコよかったこの人はプロのアイドルだ、TOKIOの中でも人一倍プロ意識もアイドルとしての自覚も強い、そういうところが好きなんだよなあ。メンバーからもイベントの応援メッセージが届いたと言っていて、いつになるかもわからないけど私は待ってようと思いました。元どおりにとはいかないけど、メンバーが声を揃えて「TOKIOです」と言えるのを。