ワイやで

文体が安定しない

今井さんのこと

マリウスね、当たってました。6月は終わった人も公開されるから同じ日に観ようと思って、その日は1日今井さんの日だ~~てな感じでスケジュール帳にもしっかり記入して浮かれてたんですが残念です。

病気で本番に出られないのは私も経験があって、本番の日は熱に浮かされながらも「なんで、なんでや」と行くあてのない怒りを自分自身にぶつけ、一日中泣き腫らしました。その本番というのは一生に一度のチャンスだったので本当に悔しくて、そのときのことは、どこで寝ていたか、どの向きで寝ていたかまでよく覚えてます。

今井さんの場合、それに加えて待ってくれている人がいる。余計に悔しいことだろうと思います。今井さんのことだから申し訳なく思ってるだろうし、迷惑かけたとか、失望させたとかいろいろ考えてると思う。そんな今井さんだから好きだけど、あんまりネガティブにならないでほしいな。気落ちすると良くなるものも良くならないし、そうなってしまったものはもう仕方がないから、ポジティブに考えていこう。今井さんはきっと復活する、ドラマチックじゃありません?大復活してみんなに拍手で迎えられる、それも素敵な人生の一幕だと思う。

 

それでも、不安で仕方がない自分がいる。こうして自分の考えを文字にしてまとめないと落ち着かない。この先楽しい旅行も控えてるんだけど、どうしても今井さんのことが気掛かりで、気持ちを落ち着かせようと見た滝翼のDVDもいまいち楽しくない。大丈夫、大丈夫と思っていた人がある日突然いなくなるってことを経験してるから、絶対に大丈夫なことなんてないとどこかで考えてしまう。メニエール病も調べました。きっと大丈夫なんだけど、どの程度の病状なのかとか、わからない怖さ、知らされないつらさもある。あんまりこちらが心配すると逆にそれが心労、ストレスになっちゃうかなと思ってメッセージを送るとかほんと何もしてないんだけど。ただ自分の中のモヤモヤがずっと晴れないでいる。

「翼を心から守ってやりたい」って言ってくれた滝沢さん、彼にしか今井さんを頼めないと思っていたんだけど、そういう期待が滝沢さんの負担になるのも嫌で。でも、ファンとしては、滝沢さんのその言葉が本当なんだっていうことを確かめたくもある。二人の絆が本物なんだって証明できたら、昨年9月の二人の決断に関して言われている良くないことも全く気にならなくなる。憶測の記事に惑わされたり、傷つくこともない。タキツバとしての活動再開をいつまでだって待てる。だから、今井さんとその周りの人たちが落ち着いたら、それからでいいから、何か一言くらいは聞かせてほしいな。そしたらタキツバは必ず戻ってくるって自分の中で確信できると思うし、モヤモヤも晴れると思う。私も気分が沈んでしまっているけど、できることって結局もう、待つことくらいしかないな。モヤモヤしたままではあるけど、これを乗り越えた先の未来はめちゃくちゃに晴れやかだと思うし。

 

追記

何か一言でも聞かせてほしいって書いたけど、まさかその日のうちに聞けるとは思ってませんでした。短い言葉だけどもうめっちゃ元気になった、モヤモヤも晴れちゃった。滝沢さんありがとう。これで確信できた、大丈夫、タキツバは戻ってくる。

「待ってるよ」って言葉が、すごく嬉しい。一緒に待ってても大丈夫なんだって。いつまで待てばいいのかわからなくて、もしかしたら待つことに意味はないのかもしれないとか、漠然とした不安もあったんだけど、やっぱり二人の決断はそういう意味だったんだな。なにも不安に思うことなんてなかった。今井さんの体調はもちろん心配だけど、戻る場所はちゃんとあるし滝沢さんが支えてくれる、大丈夫。

タキツバ好きになって良かったな。こんな素敵な二人を応援できる幸せってなかなかないね。あと今日のビビットでニノちゃんが理想の上司はタッキーって言ってて全力で同意しました、わかる〜〜〜!!!タッキー36歳おめでとう🎉

絶対運命黙示録

ウテナミュージカルも観に行ってました。だいぶ間が空いたので観劇後のメモを参考におぼろげな記憶を掘り起こしつつ感想です。

シブゲキって初めて行ったけどちっちゃいのね、そのぶん役者さんの表情までよく見えて良いですね!三列目だったのでめっちゃ見える、脚とか顔とか舐め回すように見ましたとも。みんなすげー綺麗。

ウテナさま、アンシーは初めてお目にかかる二人だったので期待しないように行ったのですが声が!雰囲気似ている!早い段階で安心して最後まで観劇できました、そして歌もうまい!ミュージカル版のボーカルアルバムほし〜〜。そしてりおなさまやっぱしカックイイ〜同い年とは思えね〜〜!樹璃さんのキャストでチケット購入を決めました。あと知っていたのは竹内夢ちゃん。セーラーマーキュリーで知っていたけどやっぱり歌がうまい…若葉がもっと好きになる。それから七実が最高、ソロコーナーでは一瞬にして客席を虜に…めっちゃ通路通るし指の先まで七実そのもので好感しかない。もう一回観たい。全体的に、アンサンブルも含め女性陣の歌声が素晴らしい…レベル高ぇ…こんな近くで見れちゃっていいの??という感じでした。

翔二郎はまた声帯変化させてきたね!スゲーわ…あと笑いがうまい…ふつう難しいんやけどね…。日替わり?ではワカメくんが客席まで降りてきて遊んでて、通路に近い席だったから顔面ガン見したけど美しいな……顔ちっさ…。ミッキーは笑かしにくるとこ面白かったな〜冬芽は脚なげえ…画面からそのまま出てきたのかよっていう…。なんというかキャストを眺めてるだけでも目が潤う舞台でしたね、衣装も綺麗で、やっぱ好きだわ〜〜と思いながら見てて。パンフに詳しく書いてあったみたいなんですけど完売してました…チクショウコノヤロウ

ストーリーとか流れとかはアニメもいまいちわかってないしまあいいか〜こんなもんやろ!と思ってテキトーに見てましたすみません。だけど絶対運命黙示録、イントロでもう鳥肌、圧巻です。今回これを聴きに行ったようなもん。ちょっと物足りなさはあったかな…もっと聴きたかった…。あとよくわかんないテーマ曲っぽいの、アニメにはあったっけ…?急に世界観変わるからびっくりしたわ…振付も激しくなるし…。でもほんと、絶対運命黙示録だけでも観に行く価値あるので行ってくださいと言いたいところですがもう公演終わってるし私が行った時にはすでに前楽でしたので…円盤も出るみたいだしウテナファンは一見の価値あり、です。

江戸は燃えているか

三谷幸喜やっぱおもしろいな普段なかなか一万円以上する劇場行かないけど値段分の価値はあるもう一回くらい見たい、そんな余裕はないけど。とにかくここ最近行った公演で一番笑ったんじゃないかななんか、舞台ってたまにお客さんが笑ってあげてるみたいなことあるじゃないですか、日替わりとか特にたいして面白くはないんだけどお客さんが空気読んで笑うことでその場を持たせる、みたいな。この作品はそういうのがなくって、純粋に声出して笑ったので満足度が非常に高いです。観てよかった。これから西郷さん見たらこの舞台を思い出すと思う。

今回はマボちゃん枠でチケット取りましたが、じつはTOKIOのファンクラブ入ってからはじめての現場というか、はじめてチケット取りまして、申し込み方法とか初めてのことが多くて緊張しました。実際生で松岡氏を見た感想としては、目の前にいるのにテレビを通して見てるような感覚でしたね。現実感なかったなんかもったいないな(?) しかしこの人時代劇似合うなそんで来月はミタゾノさんなんでしょう?振り幅スゲエ。そんでまた二人芝居も発表されましたね、全国回ってくれるみたいで嬉しい、チケット代よりも何よりも遠征費が一番高いもんな~。

 

舞台の内容について何か感想を書こうと思ったんだけど、思い返してみてもあんまり覚えてないんだよね。すごい笑ったな~楽しかったな~って記憶はあるんですが。パンフレットで三谷さんが「駅についた頃には舞台の話はもう話題にも上らなくて、楽しかった昂揚感だけはほんのり残っているくらいがちょうどいい」と書かれていましたがまさにそんな感じ。時代劇が苦手(歴史の知識がないので)なわたしにもストーリーはちゃんと追えていたしそんなに難しいわけでもなかったんですが、ストーリー説明してって言われたらもう、無理ですよね。あんなにこんがらがってたら無理でしょ!あっでもそうだ、私ストーリーが複雑になる話好きだわ、登場人物多い話とか。そりゃ私が好きなやつだわ。

ちょっとネタバレになるかもしれないけど、マボのときの大向こうが「ときお」(ひらがなで聴こえた)だったのめちゃくちゃ笑いました、そしてTOKIOはファミリーだ~~と思ったら愛しさが溢れて止まらん。あと磯山さやかさんめっちゃカワイイ好き二軒目のゲストに出ていらしたのを見たときから好きだな~って思っていたのですがますます!好きです、いじられキャラがまたカワイイ~~かわいいといえば、途中突然ミュージカルになる場面、アイドルなのに歌と踊りに自信なさげなマボが可愛かったです。

そしてなんと私が観た次の日の公演では三谷さんが松岡茉優さんの代役を務めたらしく。黒子姿で台本片手にゆめちゃんを演じる三谷幸喜字面だけですでに面白い。逆に見てみたいわ。松岡茉優さんは無事に回復されたそうで良かったですね!普通に一公演やりきるのだってなかなかしんどいのに、あの衣装で舞台を動き回ってたんだからすごいですよ。楽日まであと少し、無理のないように頑張ってほしいですね。

 

余談ですが会場に貼ってあった滝沢歌舞伎のポスターを見ていたら後ろから「去年チケット取れなかった」っていう会話が聞こえてきてかなりびびっています御園座の公演に行こうと思って東京公演は申し込んでないので当たらないとかあるのジャニーズコワイ……急に不安になってきました。タキツバ枠で落ちたら泣く。でも今井さんのフライヤーもらえてウルトラハッピー!マリウスとオセローのを滝沢歌舞伎のはないんですかね?言ったらもらえたのかな?よくわかんない。

よしよし今年は結構いろいろ観劇できてるぞ、この先もチケット取れますように🙏

B☆Bのこと

北海道日本ハムファイターズの球団マスコット、BBの魅力に取りつかれたのは去年の6月頃のこと。それまで野球にはそれほど興味もなく、球団マスコットもタイガースの三匹とつば九郎ドアラくらいしか知らなかった。ふとしたきっかけでYouTubeのマスコットステージの動画を見るようになり、そのときにはじめてBBの存在を知った。BBはそれまでの私のマスコットの認識を変えるくらい常識破りなことを成し遂げていて、次々と新しいことに挑むその姿が私の目にはカッコよく映った。BBを知らない人に彼がどんなマスコットか説明すると、間違いなく驚かれる。アクロバットはもちろんスポーツ万能で、ピアノを弾いたり、コラムを書いたり、ほかにも色々。昔ディナーショーで歌ったこともあったとか。私自身も驚いたし、気付けばもうBBのとりこで、BBに会いたくて北海道行きの飛行機を予約した。本当はお金がなかったので札幌ドームに行くのは来年にしようと考えていたけど、大谷の見納めにもなるということでファンフェスティバルのチケットを取った。今思えばファンフェスに行くきっかけを作ってくれてありがとう、大谷。そのファンフェスティバルで、BBは実質の引退を発表した。

 

正確には引退ではない。グラウンドでの活動に一区切り付け、今後は地域貢献をメインに活動するという(解釈が間違っていたらごめんなさい)。球団マスコットが球場を離れたら、それは実質引退なのではないかと言う意味で「引退」という言葉を使ったが、私には実際にその二文字を突きつけられるのと同じくらいの衝撃があった。もちろん本当の引退でなくて安心しているし、逆に言えばBBは垣根なく地域に愛されているマスコットであるということであり、いちBBのファンとしては喜ばしいことである。

ファンの人にしてみれば、BBが近い将来引退することはわかっていたのかもしれない。自身のコラムで相方不要論なんてものを書いていたBBだから、ポリーちゃんやフレップ君が登場したときにはファンはきっとこの未来をうっすら想像していたんだろう、と思う。BBも今回の決定は67年前から考えてきたことだと述べているから、いつかはきっと来る未来が来るべくして来たんだろう。

ファンフェスの後、BBは久しぶりにコラムを更新した。今回のコラムにはすごく重要な事が書かれている。BBは特効薬という表現を使ってうまく説明してくれている。つまり今回BBは永遠の命よりもファンとの記憶の絆を優先したということである。そして「新マスコットが元気な姿で盛り上げ続けることができる」という言葉に、体力的にもグラウンドでの活動を続けるのが厳しくなってきたのだろうなという予想がとれるのがまた寂しい。確かにBBの衰えた姿は見たくないし、いつまでも元気なBBをずっと見ていたいけど、BBの言うとおり中の人(などいないけど!)が変わってしまったらそれは今までの記憶を持たないBBの姿をしたBBではない何かになってしまうわけで、そこでファンとの記憶や絆を優先したBBの決断は間違っていないと私は思う。マスコットの常識を覆してきたBB、それでこそBBだし、だからわたしはBBが好き。もちろんBBの新しい挑戦も応援するし、BBにはもっと有名になってほしいとも思う。なのにわたしはこの発表を聞いてからずっともやもやしていた。

 

まもなく冬が明け、また新しいシーズンが始まる。あの日からしばらく時間が経って、BBの発表に対して抱いていたもやもやの理由が少しわかった気がする。私はBB、ポリー、フレップのマスコットステージが、三匹が作り出す空気がとても好きだから、それが今後見られなくなってしまうのが寂しいのだと思う。もちろん全員が揃うことが全くなくなってしまうわけではないし、言ってみればBBがメインから退くだけで何か変わるということでもないのだと思うけど、本当に実質の「引退」なのだと改めて感じて、それがすごく寂しかった。それでも、マスコットの世代交代というプロ野球界初の試みを実践しようとする姿勢は、わたしの憧れるBBの姿そのもので本当に格好良い。そして、BBの北海道への地域貢献をしたいという思いは全力で応援したい。マスコットは単なる客寄せパンダではなく、チームとファンとの間を取り持つ役割を担っていると考え、これまで地道な努力をBBが続けてきたからこそ、あの会場のどよめきだったのだろうと思う。北海道の方たちが自信を持ってこれが北海道の顔だと送り出せるのはやはりBBしかいないだろう。これだけ地域のことを、北海道のことを真摯に考えて活動してきたマスコットが、これからようやく本格的に北海道の顔として活躍できるのだ。応援しないわけがない。私も北海道に気軽に行ける距離には住んでいないけれど、できるだけ気にかけていようと思う。今年もまたBBたちに会えるように私もがんばります。

「よろしくどうぞ」

モ舞台観てきたぞー!感想です。

まず……霊幻馬場隆脚なっっっが!!!アニメの師匠もかなりスタイル良くて心臓えぐられまくってたけど馬場隆のスタイル良すぎて目が…目がああああ…!!しかも3メートルくらいの距離にいる…近い…まぶしい……オープニングカッコいい…ああ…言葉が出ない…最高…BD予約しよう……とここまでが開始5分の感想です。オープニングでは下手側に座ってたので目の前で肉改部のダンスが…どういうリアクションしていいものか…すごくシュールだった。

で、本編。当たり前だけどモブくんそのままだな…なんの違和感もない…スッと受け入れられる…みんながアドリブで笑かしてくるのを必死で堪えるせっちゃんがところどころで見られておもしろかった。かと思えば100%モブくんになった瞬間声が変わる…!鬼イケメン。せっちゃん、そんな顔もできるのね…!

それにしてもテンポが良い。笑いの種類も様々なんだけど、どれもモブサイコの世界観から離れてるわけでもなく、始終ずっと笑ってられるというか…これこそが(笑)の集会だったのかと思うくらい。キャラクターみんなに愛着が湧いたよね。あと女子の制服エロい…ヘソチラありがとう…🙏チラリズムといえば師匠の女装…脚なが!!ほそ!!スカートみじか!!師匠の動き激しくて見える見えると思ってたら見せていくスタイル。白いの、ありがとうばばりょ…☺️そして普通に綺麗っていうな…似合っちゃうんだ…ハア、女装師匠のブロマイドほしい。

完成度でいえばエクボがかなり高かったです。教祖の時の胡散臭さといい、霊体のエクボといい、なだぎ武がかなりエクボに寄せて来ていたのがさすが…芸人さんがいることでアドリブでスベらないみたいな妙な安心感があって落ち着いて観ていられました(ハードル上げる)。特にエクボの話し方とか声とか、明夫さんの声と間違えそうなくらい似ていて、シゲオって名前呼ぶときの鼻濁音とかモブへのツッコミとかエクボの手の動きとかもうなだぎ武じゃない、まごうことなきエクボです。エクボを完全再現しつつ、舞台ならではの味もしっかり出していて、改めてスゴイなぁと。これはちょっとネタバレになるんですが、モブくんのラブレターのシーンでせっちゃんがアドリブ?で「トレーディングブロマイド…」って言ったんですがそのときの返しとかめちゃめちゃ笑いました。(師匠のトレブロに対して「一番人気あるやつじゃねえか」だった気がします)カーテンコールでも他のキャスト陣に無茶振りしてたり、ほんと笑かしてもらいました!もしかするとカーテンコールが一番笑ったんじゃないかというくらい…師匠のソルトスプラッシュも頂けましたし、ブルーバスターもお越しになってたり、最後までサービス精神旺盛なキャスト陣に感謝です!誰も席を立とうとしなかったのがその証というか、帰りたくないような空間でした。そして私は帰りにBDを予約して帰りましたとさ。

しまね!

神戸三宮でUVERworldのライブがあった日、私は新神戸オリエンタル劇場にて彼らの曲を聴いていました。というわけで『舞台 青の祓魔師 島根イルミナティ篇』観劇してまいりました!今回は神戸初日と大千秋楽を。ネタバレしますのでご注意ください。

 

昨年の京都紅蓮篇でのオープニングに大変な衝撃を受けたのもあり、今回のオープニングも覚悟はしておりましたがやっぱり泣きそうに…UVERworldの楽曲使うのほんっっっとずるい…最高。使用許可出してくれてほんとにありがとう🙏

オープニング前でオカマのゴーストがボーイズたちの唇を奪っていくシーン、めちゃくちゃ笑いましたし、4列目で見てましたがマジでいってたのかな??千秋楽ではボーイズたち全員が餌食に笑 これはDVDで確認せねば!

そしてボーイズたちの女装!笑 これも完全再現されてましたね!きたむーの生脚ニーハイ…ほっそいし美しすぎるでしょ…。脚といえばさーとんの脚は相変わらず細長くて折れないかとはらはらしてました。

しえみと燐で雪男をダンスに誘うシーン、セリフは何もないんだけどただただ尊い…奥村兄弟尊い…ここで地味に子猫丸も踊ってるんですがそのお相手、写経同好会部長には笑いました。あと雪男の制服姿がメッチャしんどい、ありがとう…高校生なのに制服姿が貴重っていうね。

 

演出がものすごかったです。舞台セットはどんどん変化するし、視覚的に楽しくてとにかく飽きる瞬間がない。殺陣もひとりひとりちゃんと見せ場があってカッコいい。秋人くんがインタビューで言ってた気がしますが照明がものすごく効果的で、照明だけで場面を表現したり、臨場感を出すことができるのだなあとなんだか勉強になりました。それから曲。前作もそうですがアニメの劇伴使ってくれるのほんとうに有り難さしかない…原作はもちろんなんですがアニメの青エクの世界観もすごく好きなので好きな曲が流れるだけでテンション上がります。澤野曲すごい。そして劇伴もUVERworldの曲も、流れるタイミングが神…鳥肌が立つ瞬間が何度もありました。舞台上での場面描写というのは見る側の想像力に委ねる部分が多少あると思うのですが、学園祭の楽しい雰囲気も、出雲ちゃんの神々しいシーンも、重い過去の場面も、すべて同じ舞台上での出来事とは思えないくらいそれぞれの場面描写がしっかりしていて、見る側の想像力に頼りすぎない細かい工夫がそこかしこに感じられました。 

アクションはアンサンブルも含め全員がカッコよかったです。最初から最後まで勢いが衰えることなく、見ていて気持ちいいアクション!きたむーも秋人くんも普通に2メートルくらいの高さからビョンビョン飛び降りてるけどあれ私がやったら足ジーンってなってしばらく動けないやつだよ…?秋人くんのジャンプ力にもビックリ…脚にバネついてる??MCコージは志摩にスパイという新たな顔が出てきたこともあるけど、殺陣にアクロバットが加わって、志摩の強さに説得力がありました。アクロバットといえばウケとミケ!前作のウケミケのクオリティがいまいちだったので今作でめちゃくちゃカッコよく動いていて嬉しかったです。イケボもついてさらにカッコよく、ウケとミケの動きがシンクロしたときには鳥肌が立ちました。ウケミケだけでなく、アンサンブルの方たちの仕事に感服しました…アクションもやれば舞台も動かすしダンスもやるしモブもやるし…ほんとすごい…。

 

アンサンブルの方たちも含め、セリフをしゃべっていない時のひとりひとりの表情まで、全部見尽くしたいと思うのに全然目が足りない。スポットの当たらないところでわちゃわちゃしてるのはきっと毎回同じことはやってないし、同じ舞台って一回もないんだよね…これだから生の舞台は同じ作品でも何度も通ってしまうよね。

キャラクターひとりひとりを語りたいくらいキャストがキャラに近くて、これぞまさに2.5次元という感じでした。きたむーの燐はめちゃくちゃ、めちゃ!くちゃ!!かっこよくて、いや顔ももちろん綺麗なんだけど、原作の燐のかっこいいシーンをさらにカッコよく演じてくれていて、燐がもっと好きになりました。秋人くんの雪男は本当に雪男そのもので、私の中ではもはや同一人物くらいにまで同化しています。そんな二人が演じる奥村兄弟、きたむーと秋人くんの関係性も相まってさらに尊い…秋人くんがブログに書いていた「俺が雪男である理由はこの人が燐だからです」…この一言でもう泣けてきちゃう。

しえみは喉に花澤香菜を飼ってるんじゃないかと思うくらい再現度が高かったです。出雲ちゃんと並んだときの脚の太さとか(実際太くはないんだけど)、お胸の感じとか…ビジュアル的にもしえみそのままでした。そのままといえば、外道院…いい意味でキッショイ…完成度が高すぎる。今回島根篇をやるときいて一番再現が難しいのではないかと思った部分であり、心配な部分でもありましたが、外道院のビジュアルが上がってきたときにこの舞台は成功すると確信しました。本当に、スタッフの力あってこその舞台だと思います。

そしてさーとんの出雲ちゃん。期待以上でした。祝詞を唱えるところのカッコよさはもちろん、アクションもあり、ちゃんと(?)美脚も披露してくれたし!秋人くんがブログで、さーとんに対して役者として嫉妬したと書いていましたが、私も今回のさーとんの芝居にはびっくりしました。さーとんがあんなアツい芝居ができるとは…セラミュでのさーとんしか知らなかったけど、こんなにも成長していたのかと。島根篇は原作も読んでいてかなりつらかったんですが、彼女の素晴らしい芝居のおかげで5倍増しつらく感じました。めちゃめちゃ涙腺にくる…。

そのほかのキャラクターもみんなみんな良くって、正直、アニメよりも興奮しました。パンフ読んでたらだいたい年下だったりして心が折れそうになったけど、私は元気です…頑張って生きる…。

 

千秋楽カーテンコール。ねむ「本日は舞台パペットマペットに…」パペットマペット今見ると面白いよね。MCコージのバク転?も見れました!2年連続で見れた!3回目のカーテンコールの後土井くんが、はけるときに泣きそうになってたのババアは見逃さなかったぞ!

あと何度でも言うけど奥村兄弟尊い……舞台上に二人で立ってるだけで拝みたくなるもんね。ラストで燐が雪男に兄ちゃんに相談しろよみたいなこと言うシーンがあるんですけどそのときの二人の顔が!すれ違う二人の心の距離感みたいなものが表情に出てて…アア…アアア…言葉が出ない…なんだこの…キューンとする感じは…少女マンガかな???ただでさえ美しいお顔…眺めてるだけで眼福なのにそんな顔されては…平常心ではいられない…。

 

青ステについて振り返ってたら今年3月のイベント「MCコージとゆかいななかまたち」()のときのメモ書きが出てきましてついでなんでここに書いときます。印象に残ったのは公演中のハプニングのこと、オープニングで雪男が出られなかったときの話、だそうですがほとんど記憶にございません。あとはMCコージが出トチった話ですね。これは私が行った公演なんでよく覚えてます、しっかり謝罪も受けました笑

あーまたイベントやってほしい!きたむーと秋人くんは輝きすぎててハイタッチしたときの記憶がないし、コージとまたグータッチしたいし、さーとんを近くで拝みたい…なんならイベント自体を収録して販売して下さってもいいんですのよ?イベントのみならず続編もお待ちしております公式さま。

またきたむーと秋人くんの奥村兄弟を観れる日がきますように…!

セラミュの思い出

セラミュ大千穐楽からだいぶ日が経ちましたが、ようやく感想をば。5年分の感想を。

 

私にとってのセラミュ初体験はネルケ版新生セラミュ。La Reconquistaの初日を観に行きました。一人で東京に行くなんてことも当時はまだ慣れていなくて、アイアシアターに2時間も前に着いてしまったのを覚えています。おかげで物販はそれほど並ばずに済みました。セラミュはいままでに観劇した経験もなく、はじめは5戦士のビジュアルをみてもいまいち響かなくて、結局は宝塚のタキシード仮面を見てみたいという好奇心でチケットを取りました。なので、何も期待してなかったんですね。で、いよいよ開演、緞帳が上がる直前、舞台袖からひょっこり出てきた月野うさぎの第一声を聞いた時、衝撃が走るとはまさにこのこと。月野うさぎは実在するんだ、という感動がじわじわと身体に染み渡っていくようで。その時彼女が何を言ったかはもう覚えてないんだけど、そこから期待値がグンと上がったように思います。そこからはずっと興奮しっぱなし。だってみんな本物だから。声や脚の細さまで本物に近くて。歌やダンスが荒削りなところとか、聴きづらいところももちろんあったけど、それ以上に得るものがあったレコンキスタ。ストーリーには泣かされずとも、セーラー5戦士が現実に存在して、目の前で動いているという感動だけで私の涙腺は緩みまくり、涙があふれるのを必死に我慢していました。初日のことで本当に予定外だったとは思うのですが、カーテンコールが2回ありましたね。うさぎちゃんたちをもう一回見たいという気持ちで拍手を送りました。

 

セラミュはアンサンブルや適役の方も愛を持って舞台を作り上げてくださっていて、カーテンコールやパンフレットのコメントを見ていてもセーラームーンに関われることの喜びみたいなものが伝わってきて、見ているこっちまで嬉しくなります。どの人にとってもセーラームーンという作品は特別なんだなあと。出ているキャスト一人ひとりにメッセージを伝えたい、感想をおくりたい、という旨をTwitterに投稿したところエスメロード様にふぁぼられたり、ミメットにフォロー頂いたりしたこともありました。とても愛ある作品で、キャスト同士が仲がいいのがとても微笑ましかったです。Petite Étrangèreではマーキュリーのキャスト変更があり、大千秋楽での百代マーキュリーのコメントでまた号泣、キャスト同士の絆が強くて、その姿がまたうさぎちゃんたちに重なって私大号泣みたいなこともありました。この公演では恒例のムーンライト伝説セーラー戦士たちが客席に降りてきてくれ、通路側に座っていた私は聡美ムーンとハイタッチできたのでした。奏音マーズも近くに来てくれて、その美しさと脚の細さにただひたすら涙を流すしかありませんでした。とくに、このプチテトランジェールはストーリーに泣かされたように思います。ちびうさとプルートに泣かされ、ボロボロになった私はその場でDVDを予約して帰ったのでした。

 

Un Nouveau Voyageでは、うさぎちゃんたちとともに成長してきてこれからだという時期にセーラー5戦士が卒業すると聞き、あまりのショックで大千秋楽のチケットを死ぬ気で取った思い出があります。5次くらいで取れたと思ったら最上階の最後列でした。豆粒くらいにしか見えないし卒業式は涙で余計に見えないし。5戦士の卒業式といえば、さーとんが泣かなかったのが印象深かったです。最後までずっと笑顔で、その笑顔にさーとんの成長を感じられて、私も会場もグスグスいいながら5戦士を見送りました。あまりに泣いてしまい免疫力が落ちたのか、次の日熱が出て寝込んだのもいい思い出です。確か大阪初日も参戦したのですが、そのときにセーラー5戦士によるお見送り企画があり、セーラー戦士たちが近づいてくるにつれて過去のいろいろなことが思い出されて、ついに卒業してしまうのかと思うと涙が溢れてしまい、年下のセーラー戦士たちに「泣かないで~」と慰められながら見送られるという情けない思い出もあります。しかもこのときは前から2列目という神席で、ずっとキャストの脚ばかり眺めていたような気がします聡美ムーンとちびうさの脚の細さがそんなに変わらなかったのが衝撃でした。ウラヌスとネプチューンもアニメからそのまま出てきたかのような完成度で、生きててよかったと心から思いました。ユウちゃんのジュピターは本当にジュピターそのもので、平光さんの満場一致でこの子がジュピターだという発言に全力で同意しましたし、その言葉を聞いて泣いてしまうユウちゃんを見てもちろん私も泣きました。あの場には嬉しい気持ちが溢れていて、とてもあたたかい涙でした。ユウちゃんだけじゃなく、この5人がうさぎちゃんたちと同じくらい大好きで、永遠に続いてほしいと願いました。

 

Amour Eternalは本当に申し訳ないけど、正直あまり記憶がありません。前の5戦士が卒業してすぐに新作発表があったこともあり、受け入れられなかったんですね。まだ心の整理がつかないうちにそんな発表があって、観に行くのも迷いました。でも観てもないのに文句を言うのは筋違いだと思ったので観劇するだけしましたが、やっぱり前の5人が私にとって特別で、殿堂入りしてしまっているので、観たけれどあまり印象に残っていないというのが正直な感想です。変更したキャストが悪いとかそういうことは全くないのですが、どこか寂しさを拭いきれず不完全燃焼といった感じでした。思い出としては、客席中央にウラネプのような人たちがたくさんいて感心してたんですがヅカの招待でした。ファンクラブ先行とは一体という感じでしたが美しいものを見れたので良かったです。

 

そしてLe Mouvement Final大千秋楽。感想は前に書いた通りです。カーテンコール、アンサンブルも含めキャスト全員のコメントがあり、やっぱりさーとんの挨拶で号泣。涙が出てきた瞬間というのは、さーとんが挨拶するとき客席から「さとみー!」って声がたくさん聞こえてきたときです。そうだよね、やっぱり惜しいよね、聡美ムーンでセラミュの最後を締めくくりたかった気持ちもあるよね、少しの悔しさとかもそこにあってそう考えていたのが私だけじゃなかったと客席の声によって気付かされ、そして泣きました。さーとんがいつも言うように、セラミュは一生モノだと言ってくれるのが嬉しくて、また涙が止まりませんでした。さらにさーとんのあとにコメントしたのがちびちびムーン役の二人で、二人ともずっと気を張っていたのが最後に緩んで泣きながらのコメント。こちらにはオバちゃんもらい泣きよく頑張りました。最後のムーンライト伝説セーラー戦士たちがみんな客席に出てきてくれ、後方座席の後ろの方まで来てくれて、私が座っていたところにはみかこプルートが来てくれました。ほんと手が届く距離まで来てくれて、綺麗すぎてこの世のものと思えなかった。すごい美人なのにあんな壊れた芝居もできるしカテコでギャン泣きしながら挨拶する相変わらずのみかこプルート、大好きです。さらに座っていたところの近くにはさきちゃんも来てくれて、決めポーズしてくれたんだけどこれがめちゃくちゃかわいい。その場でちょっとした悲鳴もあがって笑 おそらくDVDには収録されていないので惜しい。スリーライツといえば、星野くん。前の記事でも書いたけど惚れるわあんなん。もうめいくちゃん追っかけたいとてもスキ存在が2次元て感じチャーミングでかわいくてカッコよくてキュートで、歌も上手だし惚れない要素ないでしょ。それから梨緒奈さま。今回もカッコいい。梨緒奈さまのルベウスを見たときにあまりのかっこよさに適役ながら応援していました。上演終わってすぐにTwitterをフォローして笑 それからセラミュにはホークスアイ役でも出演して、今作でついにセーラー戦士今作のキャスト発表があったとき嬉しくて飛び上がりました。ダンスもやっぱりキレキレでカッコよかったし、セラミュ最終章に梨緒奈さまが出てくれて本当に良かった。セーラー戦士全員での愛のStarshineは壮観でした。セーラー戦士が増えるにつれ音圧も増して美しく響く。受け継がれていく振付もセーラームーンの世界観と重なって、心に込み上げてくるものがあって。本当に名曲。佐橋先生ありがとうございます🙏

 

私のセラミュの思い出はだいぶ聡美ムーンに偏ってますが、本当に聡美ムーンに会えてよかった。セラミュのおかげでセーラームーンがもっと好きになりました。5年間ありがとう。