ワイやで

文体が安定しない

タキツバの亡霊

まだ、信じられずにいる。半分悪い夢のようでいて、そうであってほしいとも思う。ずっと待っていたせいか、いつものように待っていればまたいつかコンサートをやってくれるのではないかという気さえしてくる。でもその道は本当に断たれてしまったようだ。こんなにも現実が受け入れられなくて虚無感に襲われるとは思ってもみなかった。待たされているときのほうが幸せだったなあ毎日滝翼曲を聴きながら出勤して、タキツバのこと考えながら仕事して、インタビューが載ってる雑誌買って帰って、帰ってコンサートDVD観て、滝翼の絵の練習して、ラジオ聴いて夜更かしして。この先ユニット活動がなかったとしても、待たせてほしかった。解散の文字だけは見たくなかった。

今までふたりの決断ならなんだって受け入れてきた安藤さんだけど、今回ばかりはとても受け入れられるものではない。むしろ滝翼2人の仲が悪化したとかそういう心配は一切なく、2人と安藤さんの繋がりを2人によって一方的に断たれてしまったことが解散よりも何よりもショックだった。存在を否定されたような感覚でいる。発表のタイミングも最悪である。デビュー記念日の911日は滝翼16周年として安藤さんたちは大いに盛り上がっていたし、お互いを鼓舞し合い、いつになるかわからない滝翼の復活を待ち望んでいた。しかし彼らが愛した滝翼は910日にはもうすでに解散していたという。16周年を祝ったその時間、その気持ちもまるごと否定されてしまった。ファンを大事にしないタキツバの姿は一番見たくなかった。これまで安藤さんがどんな思いでいたか、2人は少しでも考えてくれたことがあるのだろうか。

滝翼の2人を好きになるにつれて「安藤さん」という存在がたまらなく愛おしくなった。私は滝翼担であり、安藤担だった。安藤さんたちは優しくてピュアでノリが良くて、新規にもとても良くしてくれるし、どんなにつらい状況に置かれてもポジティブに乗り越えてきたし、ずっと2人を応援し続けてきた、私にとってファンの鏡のような存在。滝翼に会うのはもちろん、滝翼コンの現場で安藤さんたちに会うのが夢だった、みんなで一緒に歌って、踊って、笑って、叫んでただそれだけのことがもう叶わない。傷つく安藤さんたちを見ているのが本当に辛い。安藤さんを傷つけているのが滝翼2人であるのが辛い。2人は安藤さんたちが消耗していく姿を見ることはないけど、私は大好きな人たちが心に穴をあけて沈んでいく様子を見ているしかないし、自分自身も一緒になって沈んでいく。安藤さんを喜ばせることができるのもまた滝翼だから。私には何もできなくてもどかしい。

 

せめて、お別れする時間が欲しかった。ファンの姿を見たら後ろ髪を引かれたかもしれない。だけどそれだけの決断をしたという事実から目をそらさないでほしい。ちゃんと向き合ってほしかった。文面だけで伝えられるその言葉はとても冷たくて、私たちの胸を刺す言葉の羅列がいやに距離を感じさせる。滝翼と安藤さんの間にはもう埋めることなど到底敵わない溝があるように感じられた。発表の仕方がこんな形な以上、本当のところはわからない。不透明なところが多すぎて、2人の気持ちもわからない。あの文面を、2人の言葉として受け止められない。だから、ちゃんと2人の目を見て確かめたかった。目を見ればすべてわかる、なんてことは言わないけど、2人がどれだけ悩んで決めたことなのか、本当にそれで納得しているのか、どういう気持ちで発言しているのか、いろんな情報を感じ取りたかった。会見するなり、動画で発表するなり、いくらでも方法はある。だけどある日紙切れだけを叩きつけられるという一番酷な方法で裏切られてしまった。ファンがボロボロになるであろうことは目に見えているのに、日付にしても事後報告という形にしてもなんの配慮も感じられない。本当に大事にされてなかったんだな。そう思うしかない。悲しいのを堪えて翌朝仕事に向かう安藤さんたちを眺めているのが精神的にも辛く、きっと職場でジャニハラを受けることになるんだろうとか、目を腫らしているんだろうとか、想像するだけで悲しくて仕方ない。本人の口からごめんの言葉も聞けない。弱い存在だな、ファンは。何もできない。ただ受け入れるしかないのかな。傷が癒えるのにどれくらいかかるんだろう。未来が全く見えない。きっと生活の中に滝翼が溶け込んでいる人たちがたくさんいる。時間もお金も全部2人に注いできた。そんな人たちが明日から滝翼はいないんだと覚悟する間もなく、気が付かないうちに滝翼がいない世界で生かされていた。裏切りともとれる2人のこの行動に怒りが収まらない。私がこうして2人に腹を立てている間にも、安藤さんたちからはいまだ優しい言葉が出てくる。私たちの存在は重荷になってた?簡単にあっさりと切り捨てられるものだった?こんなにいいファンは他にはいない。2人のわがままに振り回され続けてきてなお、最後まで健気でいる。そんなファンを蔑ろにしているのが許せない。

世界一のファンを差し置いて、私たちと最低の別れ方をしておいて、それでどうしてプロデュース業が務まるのか、とも思ってしまう。滝沢さんが翼ファーストな決断をしたのもわかるし、さすがだと思う。大事なことは何も言わない滝沢さんの気持ちを汲み取るのは安藤さんの得意とするところだけど、それももう限界、ハッキリとどういう理由でその決断に至ったかを説明してくれないと納得できない。2人の過去の発言が嘘になってしまったことや、来年の仕事があったことから、急に決まったことなんだろうということはわかるし、裏に何かほかに事情があってのことだというのは明け透けて見えないまでもなんとなくわかる。何か私たちにはわからない様々な事情があってこういう形になったのは理解できるけど、その事情を説明してくれないことには納得できかねる。言ってくれないとわからないこともある。

 

こうなってしまった以上2人の未来を応援するしかないけれど、滝沢さんに言いたいのは私たちのような悲しい思いをするファンがこれ以降出ないように後輩たちをしっかり支えてほしいし、悪習を変えていってほしい。また今井さんはまずは病気をしっかり治してほしい。完治しない病気だけど今井さんがどれだけ踊っても大丈夫、心配ないというくらいには治して、以前から今井さんの踊りを見て私が感じていたことだけど、おそらく今井さんの内にある野望であろうジャニーズの枠に囚われない自由な踊りを心ゆくまで追求してほしい。そしてあわよくば、元気な姿をまた見せてほしい。滝翼にアイドルという枠は、日本は狭すぎたのだと思わせてほしい。

 

今井さんの、病気で思うように仕事ができなかった辛さもわかるような気がします。舞台2作品降板やラジオ番組の終了も相当な精神的苦痛だったと思います。病気を完治させたいという思いやけじめをつけたいという思いからの決断、それは受け入れます。また滝沢さんの決断に関しても、おそらく翼を失っては飛べないということからなのかもしれません。裏方仕事に向きすぎているのも知っているし、ジャニーズのエンタテインメントを世界に広めたい、恩返しがしたい、というのも本当だと思います。だから2人の決断は間違いではない。2人で話し合って決めたことならいつだってそれが正しい。だけど、今回のファンの扱い方についてだけは、私は許しません。タッキーの引退までに、何かファンのためになるような新しいアクションがあることを願います。

セーラームーン The Super Live

りおなさまがタキシード仮面を演じるときいて速攻でチケット取ったわけですが期待通り、いや期待以上のタキ様でした!!!あれはだれでも恋してしまう……みんなの初恋泥棒の名に相応しいまもちゃん……しかもわたくしそれを最前列で見てしまったものですからときめきが止まらないどころか口が開きっぱなしで、ステージから見たらすごいアホ面だったのではと振り返ってひとり恥ずかしくなってます(見えてないと思うけど)。いやもう、個人的にNo. 1タキシード仮面様ですよ、ほんとイケメン…男性より男性っぽいというか、タキシードがあれほど似合う人間ってそういないですよ。今回のショーではまもちゃん大活躍で、殺陣も多いしなんならセーラー戦士より必殺技キマってたし、一瞬タキシード仮面が主人公か?と思うほど見せ場が盛りだくさんでした。でもセーラームーンを庇って捕らえられてしまったこととか、洗脳に抗う様子とか、そのあたりをきちんとりおなさまが踊りで表現してくれていて、タキシード仮面はただバラさして場を乱していくだけの存在じゃないんだぞと、ちゃんと王子なんだってことを再確認させられた気分です。とにかくめちゃくちゃカッコいいタキ様!!ブロマイドとかあったら買ってたな〜〜!

でね、イケメンといえばもうひとり!クンツァイト様!ビッッックリした……ビジュアルの良さもさることながら、メチャクチャイケボで………声帯だけでも惚れる……もう性別とかどうでも良くなるな…圧倒的美…存在が2次元…セリフが少なかったのがもったいないな〜と思いつつ、ステージ全体としてはセリフが少なめで良かったと思います。言葉がわからなくても伝わる、小さい頃に意味もわからず見ていたけど惹きつけられたあの感覚、なんかよくわかんないけど好き、っていう気持ちを呼び起こしてくれる良いステージングだなと思いました。

セリフがなければどこで魅せるか、というと振付や音楽、衣装、演出…いろいろあると思うけど、そのどれもがいい仕事をしてた!振付は場面場面で色が変わるようで、セーラー戦士は可愛さの権化というか、いい意味でミニーちゃん的な、絶対的なかわいさがあったし、クインベリルに捕えられたタキシード仮面はペアダンスを踊る。これらのダンスが音楽とぴったりハマっていて、演者もまたダンスや歌が上手い人ばかりで見ていて苦になることがないし、見ているこちらの身体も動き出しそうになる。ダンスにキレがあるので戦士たちの強さ・結束力にも説得力があって。この時点でこのステージの評価は最高です。そしてまたヒャダさんの音楽が良い!解釈が合いすぎる!いいとこどりのような、みんなが懐かしさを感じる音だけはきちんと残しつつ、いままでのセーラームーンにはなかったような色も出してくる。でもそれがすごくハマってるし、セーラームーンをさらに上のステージに上げてくれるような、アニメの音楽という枠だけに収まらない広がりを感じられて、セーラームーンの音楽を進化させてくれたヒャダさんに圧倒的感謝…!

そしてわたくし、ただでさえ最前列で出演者全員の美しい顔を拝み倒していたというのに、さらに終演後セーラー戦士たちにお見送りまでしていただいてしまい……今年の運使い切ったかしら…?(緊張で手を振りながらその場を去ることしかできなかった…体感時間3秒…)こんなのファンになるしかない…とくに美奈子ちゃんがものすごいアイドルしてて心の中で「ウワ〜〜〜〜!!!ホンモノだァ〜〜!!!!」と叫んでました。私セラムン世代でないものですから美奈子ちゃん人気を疑ってた人間なんですけど人気の理由がわかりました、可愛い。ハプニングも可愛くフォローしてしまうし、ストーリー上でもちゃんとリーダーは美奈子ちゃんだったし、スーパーライブ解釈が合いすぎるな?!私の見た回のヴィーナスは星波さんという方…ツイッターで流れてきたけど普段はイケメンさんなんですね〜〜最高やん。

このステージを一言で言い表していいのなら「エモい」。それだけ。エモエモエッサイムの極み(?)。セーラームーンのショーステージとしては完璧です、ヒーローショーを見て興奮していたあの日から時を経て、大人になったこどもたちが楽しめるセーラームーンのショー。そこにジャパニーズエンタテインメントの要素も加わり、まさにぼくの考えた最強のセラムンショーという感じ。セーラームーンの世界が好きな人にはぜひ観てみてほしい作品。

けんたき

泣きながらいま、書いてます。なにか書かずにはいられなくなって。夜会を見ました。最高でした、最高以外の言葉が見つからないけどほんとに、最高だった!!感謝の気持ちでいっぱいです。

健ちゃんに誕生日サプライズをしかける滝沢秀明の姿が拝めるだけでもうありがたいのに、1時間まるまる健タッキーだし、見たいものがすべて詰まっていて非常に楽しかったです。永久保存版。全力でアイドルしてる健ちゃん大好き……Jrにも、櫻井くんにも、なーのくんにも、全方面に愛が溢れててすごく良かった

そして、滝沢さんから健ちゃんへの手紙で涙腺崩壊。Twitterタイムラインで、滝沢さんに対して「ごめんなさい」というツイートもいくつか見かけました。それを見て、うまく言葉にできないけど胸がキューとなるような感覚になり、涙が溢れ出ました。私だって、はじめはモヤモヤしなかったといえば嘘になります。その一報をきいたとき、嬉しい反面、寂しいようなテレビ誌等でピンクとブルーの衣装だとモヤっとしたりこんな小さなことで心が狭くなるほどに余裕がなくなってきていて。ちゃんと応援するんだと思ってはいつつも、全力で応援できていなかったのは事実です。でもいまは、健ちゃんがいてくれてほんとうに良かったと心から思います。

翼ファンは、不安やモヤモヤした気持ちとか、いろんな感情と闘ってきたと思います。あるいは現在進行系で。桐山くんを通して知ることになる現状とか、何も知らされないことに対する不満もあったかと思います。そうして気持ちが弱っているところに、滝沢さん自身の口から「タッキー&翼」という単語が出て、それだけで嬉しくて涙腺が緩んで。お兄さんのことももちろん知らなかったことですし、長年リーダーとしてやってきた名残で多方面に気を回しているのかな、すごいな、なんて楽観的に捉えていたけど、そこに全く重圧がないわけではなかった。でも健ちゃんという存在がいて、すこしでも気の休まる場所ができたのだとしたら、喜ばしいことだし、健ちゃんに心からありがとうと言いたい。本当に、健ちゃんがいてくれて良かった。

およそ一般人にはできないことを軽々とやってのけてしまう超人的な滝沢さんも憧れでありリスペクトしているけれど、やっぱり一番見たいのはタッキーの笑顔。KENTackeyの活動を通して、タッキーのいろんな姿を見られているし、たぶん健ちゃんはファンが見たいものをよく理解していて、タッキーの笑顔をたくさんたくさん引き出してくれた。タッキーファンにすごく良くしてくれる健ちゃんの心遣いが本当にありがたい。それはファンだけでなく、滝沢さん自身をも支えていたのかなあ。二人仲良く更新されたにこ健と滝連にも健ちゃんの思いが表れてると思う。いつも足の写真ばかりで、照れがあるんだろうな~と微笑ましく見つつもすこし寂しいような気もしていた滝連の写真。ファンが求めてるものをちゃんと理解していて、かつそれを惜しみなくやってくれる。健ちゃんのそういう姿勢はプロのものだなと思う。プロのアイドル。いい先輩だ

それにしてもキンコーズ利用してる滝沢秀明愛しい……「業者に発注しました」とかさらっと言うけど規模が違う……彼はほんとイケメンという枠に収まらないですね全く。世のスパダリ集めてスパダリ選手権やっても堂々の1位ですよ、2次元含めてやっても上位だわ。

安藤さんの話

わたしは滝翼担であると同時に安藤担だぞっていうお話です。

水樹奈々ちゃんのライブに行くと誰かの「お疲れさまでしたー!」って声に周りの人が「お疲れ様でした!!」って返す声が聞こえてくるし、宮野マモちゃんのライブに行けば前の席のファンは帰るとき銀テを後ろの席まで運ぶ。及川ミッチーのワンマンショーではベイベーたちが肩組んで踊ってる。アイドルの現場が通常どうなのかわからないし、滝翼の現場には行ったことないから、DVDとか見て感じたことだったり想像だったりするんだけど(だからいつか滝翼コンやってね!)安藤さんにもそういう、ファン同士の仲の良さとか優しさみたいなものを感じている。

タッキー"安藤"翼って名前のおかげなのかなあと思ったり。安藤さんがいてこそのタキツバだぞっていう、滝翼の現場はファンのみんなも一緒になって作るんだっていう意味があるようにも思えて。この呼び方が気に入らない人ももちろんいるだろうけど、私はとても好きです。私はファンクラブに入会するときもタッキーか翼のどちらかを選べずいまだに(全員)のままの"滝翼"担なので、推しがどっちかに寄ってるっていうのがどういう感覚なのかよくわからないのですが、この安藤という名前があることでタッキーのファンも翼のファンも垣根なく二人を応援することができるのではないかなと、勝手に想像しているのですがどうなんだろう。二人組の宿命というか亜美派か由美派かみたいな、好みが分かれるのは当然あると思うんですけど、お互いのファン同士が貶し合ってたりするのは滝翼ではあんまり見ない気がする(PUFFYでも見ないけどね)。

あと安藤さんはピュアでとてもかわいい。あくまで私のイメージですが。DVD見てるとお客さんめちゃくちゃ映るじゃないですか、振付覚えて一生懸命踊ってる姿とかもう可愛くて。MCでのタキツバ二人とのやりとりも「安藤さん」ていう人格ができてるようにも見えてくるし、二人にワガママ言うところなんて守ってあげたくなるかわいさ安藤さんたちを傷つける者は私が許さないぞ。好きな人の好きなものは受け入れるし自分も好きになろうとする姿勢が良いよね、カッコいい。滝翼沼はそんな優しい世界だから気持ちがいいね。

冒頭でベイベーの話を持ち出しましたけど、私がミッチーにハマったときツイッターでいろいろツイートしてたら先輩ベイベーがすごい丁寧に話しかけてくださって、ベイベーたちの結束力に感動したんですよね(ミッチーのワンマンショーは3階席後方の席が安く設定してあったり、初心者ベイベーにすごく優しい)。ファンの民度がアーティストの価値を決めるってよく言われるように、ファンが輝いてる現場が私は好きなんだろうなファンも含めてそのアーティストが好き。ファンのみんなで作り上げるその空間が好き。そういえばタキツバに興味を持ったのが去年のMステウルトラFESだったわけだけど、あのときの安藤さんたちの声にも惹かれてたのかもしれない。ものすごいパワーだった。私もあれになりたい。滝翼コン、待ってるよ。

Team MOON

乃木坂46版見てきました。私にとってのセラミュはレコンキスタが始まりで、最初の5戦士に衝撃を与えられてしまったので、今後私の中でこの5人の伝説を塗り替えられるものは出てきません。が、せっかくファンクラブ入ってるし、みかこプルートが今度はまもちゃんになるというので気になってチケットを取った次第です。

 

まず、四天王にびっくりしました。ビジュアルが良い………歌がうまい…………カッコいい……。そりゃエナジー吸い取られても仕方ないわ。立ちふるまいとか話し方、歌声とか、無理してる感じがなくて見惚れました。歌唱の場面も結構多くて、それもただ暗い雰囲気の曲だけじゃなくてパーティーシーンとかね、おふざけもあったりして楽しかったです。敵なんだけど憎めない一面もある、そういう表情が見られるのは嬉しかったです。

セーラームーンの変身時の演出良かったですね。あのピンクのリボンで身体が包まれる感じが再現されていて。セーラームーンの変身シーンは何度見ても鳥肌が立つし泣きそうになる。あとは全体的に金かかってるな~という印象でした、小道具が多いから?そのわりに場面転換がわかりにくかったような…まあストーリー知ってたんでなんとなくはわかりましたけどヒーローショーを見ているような感覚というか。

で、まいやんのクイーンセレニティの美しさ……いやもう字面からして綺麗やん、想像するだけで綺麗なんわかるやん、、映像越しでも溢れ出る母性……母性といえば、うさぎ。戦士たちがうさぎに出会ったときにかけられた言葉を思い出すシーン。セーラームーンはみんな受け入れてくれるんだよな、いつも頼りないくせにいざというときみんなが頼りにするのはセーラームーンで、みんなの心を優しく満たしてくれるのもセーラームーンセーラームーンは愛の戦士だから。そんなセーラームーンだからみんな彼女を守りたいと思う。5戦士の絆はどんな形で表現されても涙腺にくるなあ。

そして私は昔からまこちゃんに何度でも恋をする。どんなまこちゃんでも好きになる。能條愛未ちゃん、ウテナで見ていたからなんの心配もなかったんだけど、歌声においても土台というか、みんなを力強く支えている感じがまさにジュピターでさらに好印象です。Team STARの美波ジュピターもビジュアルがめちゃめちゃ好みなんで私気になります。ライブコーナーで歌って踊る姿はやっぱり素敵ですね、さすがアイドル、5人とも笑顔がカワイイ。お歌が一番うまいのはルナでした。まさかの大穴ルナ。はじめ出てきたときの姿はぬいぐるみ操ってる人間だからね、そりゃもうシュールなんですけど、声がアニメのルナにそっくりで気づいたらルナの存在をすんなり受け入れている自分がいました。

石井美絵子様はほんと立ち姿が美しいですねカーテンコールでもやっぱり誰よりもお辞儀が深くて、ああこの人のセラミュに対する姿勢は変わってないんだなあと思って泣きそうになった。最後のあいさつのときまで声がしっかりタキシード仮面のままで、プロ!!みかこプロ!!!と心の中でひとりスタンディングオベった。(空気を読んだ)

 

なんだか私はセラミュを見るたびに泣きそうになっているな。やる意味とかもう考えなくていい。どんな形であれセーラームーンというコンテンツが続いていくかぎり私はそれについていくし、永遠になればいい。

滝沢歌舞伎2018

はじめて滝沢歌舞伎をみてきました。個人的に2部は腹痛との戦いで、正直あんまり集中できなかったんですが感想です。

 

観終わって、気分的にはディズニーランドで一日遊び尽くしたような感覚でした滝沢歌舞伎はディズニーランドだった??はじめて滝沢秀明を肉眼で確認したんですけど、圧倒的な美で眼球を殴られてるような、きらびやかさと美の洪水に次ぐ洪水に途中から何を観ているのかわからなくなってきて、テーマパークみたいだったっていうアホな感想しか出てこないです、何しろ脳が溶けてるもんで。お腹痛いし。滝沢秀明ワールドタッキーの頭の中を覗く疑似体験ツアーというかどう形容しても形容しきれない世界なんですけどどんな衣装もどんな役も滝沢秀明であるというだけで説得力が出てしまう、滝沢秀明の持てる力のすべてを目撃しているんだけど、そこに必死さとかはなくて、立っているだけで品格さえ感じられるようでひたすらに格好いい。目の前にいるんだけど、滝沢秀明が実在の人物っていうのが信じられない、そんな気持ちで観てました。

べた褒めやんけ、とつっこまれそうですが滝沢秀明の顔が好きなんでしょうがないね。パンフも眼福でしたよ。健ちゃんもなんて美しいほんと奇跡のおじさんたち。なんだかプロのアイドルを見たような気がしました。健ちゃんがアイドルだという自覚を持っているのも最高だし、タッキーが毎年この作品を創り続けている理由を考えたときに、ふたりのファンやお客さんと向き合って生きている姿勢にプロのアイドルを感じました。

 

あえて歌舞伎的な要素の話をすると、滝沢秀明女形めちゃくちゃかわいいなっていう感想です。タッキーが女装したらかわいいとかって話ではなくて(むしろこの人はただ女装しても雄が消えないと個人的には思ってる)、たしかにあの瞬間はタッキーが消えて、ほんとうにかわいくて守ってあげたくなる女性がそこにいるんだよね。花道で横通ったときなんかメッチャいい匂いした。全編通して言えることだけど、そういう完璧なものを見せられたときに、涼しい顔でこなしてはいるけどこの人の努力には絶対勝てない、敵わないなって思って、滝沢秀明へのリスペクトが止まらない。

 

今年が初見ですし滝沢歌舞伎を語るなんてことはできませんが、海外の方目線で見たときに、歌舞伎へのほんの入口にはなるな、と思いました。歌舞伎というかもっと広い枠で、日本の文化、アイドル文化も含めて、ジャパニーズエンタテインメントを知ってもらうには最高の入口になるんじゃないかと。見た人によって捉え方はいろいろあるかなあという印象です。本人が歌舞伎だって言うんならそれでいいんだと思う、まわりが決めるものじゃないし、そういう意味で歌舞伎は形がないものであってほしい、私は。だから滝沢歌舞伎っていうのは歌舞伎のひとつのジャンルって言えるなと。正直私も歌舞伎の歴史を調べたのは高校生のときで、それまではタッキーが歌舞伎の真似事してるんだって認識でいました。たしかに真似事なのかもしれないけど、もともと歌舞伎ってずっと変化し続けてきたものだし、今じゃ古典的な側面も持ち合わせているけど、変化し続けていくべきものでもあるんだよね。だから当然滝沢歌舞伎も歌舞伎の表現の形のひとつなわけで。それは飛んでみたり太鼓だったり変面もそうだし、滝沢秀明にしかできないものになっていってる。それが若い人が歌舞伎に親しむきっかけになって、歌舞伎っていう演劇の表現がこれからも続いていくなら良いことなんじゃないかな。もちろん古典としての歌舞伎も後世に残しつつ、新しい歌舞伎が生まれて滝沢秀明はその歌舞伎の歴史の流れの中にいるんだって思ったらやっぱりすごいな。

 

関連のインタビュー記事なんかを読んでいると、滝沢歌舞伎2018東京オリンピックを見据えた内容で海外の方にも楽しんでもらえるようになっていると。こういう取り組みを見るとタッキーの「ジャニーズのエンタテインメントを世界に広める」っていう言葉は本気なんだって思うやっぱもうほんとに小さいジャニーさんなんだね。またそれを後輩にやらせるとかではなくて自分が先導してやってるっていうのがさあタイトルに自分の名前が入っちゃってるしね、いつまでもトップ。そして歌舞伎っていう表現でもってジャニーズのみならず日本の文化をも知らしめていこうっていうスタイルねほんともうどこまでもイケメン(怒) いつかミッキー&タッキーってあったけどタッキーはどんどんミッキーに近づいてるんじゃないだろうか何でも屋さんだから体感的にはディズニーランドだったし。(スミマセン)

戯言

島茂子さんのリサイタルに行ってきました。茂子さん3日間お疲れ様でした。

 

前にTOKIOの記事書いてたんですが、そのせいか426日のアクセス数すごくて。ものすごく落ち込みました。CDも売れたみたいで。喜ぶべきところなんですけど、こんな形で売れてほしいわけじゃないよね。正直メチャクチャ泣いたしいろんなこと考えました。でもその感情をここにぶちまけて、興味本位でおもしろがって覗かれるのも嫌だったし、同情されるのもめんどくさいので書かずにいました。何よりもメンバーの辛そうな顔をみるのが苦しくて、しばらくTOKIOに関するすべてをシャットアウトしていました。テレビはもちろん、曲も聴けなかった。でも一番つらいはずのメンバーが前向きに仕事してる姿を見たら、私がそれを見ないでどうする、という気持ちになって。現場もないしCDもコンスタントに出ない、ファンクラブに入っていても会報が届くくらいしかない、でも25周年にはきっと何かしらやってくれるだろうと信じて待っていたのをあっさり裏切られてしまって、TOKIOにとってファンはそんな軽い存在だったんだなって悲しくなったんですが、でもやっぱり一番ファンのことを考えてくれているのもTOKIOで。茂子さんのイベントは、ファンが救われた時間でもありました。

 

初めて見た茂子さんは茂子さんが登場して湧く会場の様子がとても嬉しかった。思っていたよりみんな元気だし、応援している人がたくさんいることが心強かったです。茂子さん何度か「僕」と言ってしまったり、ずっと笑顔でいれた楽しいイベントでした。

茂子さんがTOKIOのことを話題に出すたび、会場中のみんなが同じ悲しみの中にいるようで、どういう顔をしていいのかもわからないんだけど、茂子さんからは前向きな言葉が出てきて。こういうとき、直接本人からもらえる言葉は強いなあと思いました。どんなに自分の中で考えて無理矢理納得させたことも、信じられずにいることも、弱った気持ちも、そういう言葉は一瞬で解決してくれる。最後、リーダーとは別人のはずの茂子さんから「メンバー一同、頑張っていきますので」というような言葉が出て、また待っていてもいいんだ、と思えました。

強い日差しの中、約1時間にわたって一人ひとりに笑顔で千社札をわたす茂子さんの背中が、文字通り(おじさんのものとは思えないくらい)きれいで、カッコよかったこの人はプロのアイドルだ、TOKIOの中でも人一倍プロ意識もアイドルとしての自覚も強い、そういうところが好きなんだよなあ。メンバーからもイベントの応援メッセージが届いたと言っていて、いつになるかもわからないけど私は待ってようと思いました。元どおりにとはいかないけど、メンバーが声を揃えて「TOKIOです」と言えるのを。